ゼロから始めるキャンピングカーライフ

思い立ったが吉日。ゼロから始めるキャンピングカーライフ。

思い立ったが吉日

唐突にキャンピングカーを手に入れたい衝動に駆られ、長年慣れ親しんだ空冷VWを手放す決意を固めたのが昨年末。
f:id:donchang1973:20180908175936j:plain
所有していた1973年式のワーゲンバスも家族3人が就寝出来る様に改造していましたが、
f:id:donchang1973:20170507171116j:plainf:id:donchang1973:20200309212342j:plain
ベッドメイキングが面倒で気軽には使えず、クーラーなし&暖房も貧弱なため、感心の夏休みや冬休みには活躍出来きず、一念発起して降りる決意を固めました。


元々当て所なく車で行き当たりばったりの旅をするスタイルの我が家には、キャンピングカーはピッタリのアイテム。
とは言え、若い頃に漠然とロデオのキャンピングカーがカッコいいと思った事はあるものの、空冷VWのキャンパー以外のキャンピングカーに対する知識は皆無です。
そんな中先ず最初のターゲットとなったのは、普段使いも考慮した先代キャラバンのスーパーロングをベースとした所謂バンコンでした。
f:id:donchang1973:20200309212941j:plain
(https://ameblo.jp/landmarkamerica/entry-12351876743.html)より引用
最初は常設又は簡単なベッドメイクで就寝出来ればそれで良いと考えていて、何なら普通のハイエースの荷室に市販の2段ベッドのキットを取り付けるだけでも良いとさえ考えていました。
しかしこれは迷っている間に売約済みとなってしまいました。
その後定番のハイエースやグランドハイエース特装車等がターゲットとなりましたが決定打がなく、中古車情報サイトやヤフオクとのにらめっこで時間が過ぎて行きました。


次のターゲットとなったのはバンコンではなくダットサントラック4WDのダブルキャブをベースとした半キャブコンの「ハンター4x4」でした。
f:id:donchang1973:20200308220812j:plain
(https://ameblo.jp/landmarkamerica/entry-12242869529.html)より引用
クロカン四駆世代のわたくし。
ロデオもそうですが単純にスタイルに惚れました。

この車の魅力は、後部座席の家族がキャンピングカー用のベッドにする事前提の平坦なシートではなく、ダブルキャブベースゆえの「自動車」のシートで安全かつ快適に移動出来る事です。

また、木がふんだんに使われたログハウス調の内装もとても魅力的でした。
f:id:donchang1973:20200310180813j:plain
(https://ameblo.jp/landmarkamerica/entry-12242869529.html)より引用

ただ、同じピックアップベースのロデオとは違い、本格的なキャブコンでは無いが故にシェル部が狭い事とトイレが装備されていませんでした。
そう。この頃まではトイレを必要な物とは考えていなかったのです。

最初は処理の事を考えると全く不要と考えていたトイレですが、色々考えている間にむしろトイレこそキャンピングカーの象徴(大袈裟ですみません)とすら思えて来るようになっていました。

何故ならば、キャンピングカー最大の利点は泊まる場所を選ばない所です。
確かに道の駅やS.AやP.A、キャンプ場を利用する事もあるでしょう。
そういった場所でしか停泊しないスタイルの方々にはトイレは無用の装備だと思います。

しかし、景色の良い展望台やシーズンオフの海岸、ひなびた漁港等々、素敵な停泊スポットは沢山あるのです。
f:id:donchang1973:20200309223157j:plain
f:id:donchang1973:20200310181321j:plain

我が家の行き当たりばったり気ままな旅のスタイルには、トイレの装備は必須条件だと気付いたのです。

そうと決まればキャブコンのお勉強です。
幸いワーゲンバスのセカンドカーとして軽自動車を所有している事と、田舎の一戸建ての強みで置き場にも困りません。

主流のカムロード等トラック丸出しのキャブオーバータイプは、スペース効率とサイズ感、小回り性は文句の付けようがありませんが、私にとってはベストな選択ではなかったので、最初から選択肢から外しボンネット付きに拘りました。

先ず最初に思い浮かべたのは昔からの憧れいすゞのロデオをベースにしたキャブコンでしたが、我が家が排ガス規制地域内のため夢破れてしまいました。
f:id:donchang1973:20181013160047j:plain
(http://www.route6.jp/15394294402229)より引用
今でもそれなりにタマはある上にとてもリーズナブル。
規制を解除する装置を取り付けてでも乗りたいところですが、ランクル40等の解除例は沢山ヒットするもののロデオに関してはほとんど情報がなく、やれば出来るのかもしれませんが、やってみなければ判らない的な賭けになってしまうので断念しました。

お恥ずかしい話、キャンピングカーの購資金入としては超低予算のため買える車種は限られます。
シボレーアストロベースの「アストロスター」、ダッジラムマキシロングベースのバンクベッド付きバンコン(クラスB)、フィアットデュカトやメルセデスベンツトランスポーターベースの欧州製キャブコン、トヨタのグランドハイエースや初代ノアベースのキャブコンが候補に挙がりました。
f:id:donchang1973:20200310181808j:plain
(http://astrotiger.blog82.fc2.com/blog-entry-28.html)より引用


そんな中、強豪を押し退けて現在断トツの第一候補に挙がっているのが、韓国製ライトトラック「ヒュンダイSRX」ベースの「ロッキーコマンダー」です。
f:id:donchang1973:20060115113727j:plain
(http://simamama.cocolog-nifty.com/blog/2006/01/post_a03a.html)より引用

これは実車を見学したのですが、少し広めの全幅とバックエントランスを活かした余裕ある居住空間、シンプルでありながら必要充分の装備に、家族一同完全にノックアウトされてしまいました。

ベース車もパワフルな三菱製ディーゼルターボ、超ロングホイールベースLSD付きの後輪駆動、オマケにリアはダブルタイヤ。
馴染みの少ない韓国製ベース車ですが、車自体のポテンシャルは高く、韓国メーカーに抵抗がなければとても魅力的な車種だと思います。
三菱車と兄弟関係にあり補修部品もは入手可能とのこと。

今後はこのキャブコン購入を目指し(どんでん返しはあるかも?)その過程を綴って行きたいと思います。
よろしくお願い致します!


その前に早くバスの嫁ぎ先が決まるといいな…

にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村