ゼロから始めるキャンピングカーライフ

思い立ったが吉日。ゼロから始めるキャンピングカーライフ。

サブバッテリーリチウム化計画① 電源を考える

小学生の頃の将来の夢は電車の運転士だったどんちゃんです。

さて、前車には装備されておらず、買い替えを考えるきっかけとなった家庭用エアコンですが、買い替えたコルドバンクスには家庭用エアコンは装備されておりません。

4WDである事と車の程度を考えると相場よりかなり低いプライスボードが掲げられており、エアコンは購入後に装備すれば良いと購入に踏み切りましたが、ここ最近のキャンピングカーブームにより、あてにしていた数件のお店に多忙を理由にことごとく作業を断られてしまいました。

窓に取り付けるタイプのウィンドエアコンなら、排熱用のバゲッジドアを取り付けるだけなので何とかなるかもとの話もありましたが、ウィンドエアコンは横向きシートが潰れてしまうので気が進みませんでした。

そんな中、家庭用ウインドエアコンを上回る冷房能力のポータブルクーラーが登場しました。

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コロナのウインドエアコンの冷房能力が1.6kw/50Hzですがこいつは1.758kw。

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背面からコンプレッサー冷却用の空気を給排気しています。

付属のダクトを助手席の窓から表に出して使うのが一般的ですが、排気ダクトは40℃を超えるみたいなので、長ければ長いほど冷却効率は落ちてしまいますし、使う度にセッティングするのはやはり面倒。

サイズをみたら下駄箱の上がジャストサイズ。

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と言うことはクーラーの背面にあたる壁に、ウインドエアコン取り付け時みたいに、排熱用のバゲッジドアを取り付ければお手軽に使用出来るのでは?

本体の真裏にあたるのでダクトの使用は最小限又は未使用で運用出来そうです。 

バゲッジドアの取り付けをコルドバンクスの購入店に相談した所、やはりメンテ部門は多忙なものの、最悪外注に出してでも引き受けていただけるとの事。

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ということで5のつく日にポチッと。

20日以降に到着予定です。

そしてようやく本題の電源問題へ😅

購入したクーラーの入力は100Vオンリーで消費電力は500w。

私のサブバッテリーシステムは鉛のツインでインバーターは装着されていません。

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それらを踏まえたクーラー運用方法を考えました。

①現状の装備のままで外部電源のある場所でしか使わない。

掛かるお金はクーラー購入費だけで最もリーズナブルな方法です。

しかし、無計画に出掛ける事が多い我が家のスタイルにはかなり不便な仕様となってしまいます。

②現状のシステムにインバーターを追加する。

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レノジーの2000wが55,000円弱。

外部電源がない場所でも使用出来るようにはなりますが、鉛の200Ahでは他の機器との兼ね合いもあるので1〜2時間使用出来れば良いところでしょうか。

 

③大容量ポータブル電源の導入。

手軽に持ち運べるサイズでの最大は2000whクラスで15万円〜30万円。

運転可能時間は2〜3時間程か。

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ポータブルというよりはそのサイズから常設となってしまうであろう物が最大で4000wh〜5200whで35万〜60万円。

運転可能時間は5〜8時間程か。

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ポタ電の長所はインバーターから各種コンセントがオールインワンな事と、災害時や停電時等いざという時には家庭でも使える事。

短所は重要事項の充電問題と設置場所問題です。

最近のポタ電は100V/1500w程での急速充電が売りになっていおり、キャンピングカーの場合はインバーター介して走行充電する事になりますが、バッテリーからインバーター迄の12V区間には大電流が流れしまうので配線の強化が必要となります。

ですが、そもそも100V/1500wの充電だとオルタの発電量だけでは足りない可能性があり、充電電力を任意で変えられるポタ電でないとバッテリーから電気を持ち出してしまい走行充電出来ない事態に陥ってしまいます。

設置場所に関しても、大容量ポタ電は大きいので、使い勝手の良い場所に設置すると存在感をいかんなく発揮しますし、ラゲッジスペースに設置した場合はコンセントをクーラーの設置場所まで引っ張って来るか、外部電源との切り替えリレーを設置して、外部電源用コンセントをポタ電でも利用出来る様に改造しなくてなりません。

何となく答えは見えてきたような?、、、

④サブバッテリーをリチウム化する。

つまるところ、結局はここに行き着きます。

お手軽に思えたポタ電でも車両側な細かい改造が必要であり、ポタ電源は災害時に役立つと記しましたが、サブバッテリーをリチウム化した場合でもインバーターから延長コードを宅内まで引っ張って来ればいいだけなんですよね。

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オンリースタイルの組バッテリーが400Ahでこの値段。

運転可能時間は6〜8時間程か。

市販されている組バッテリーでmyバンクスの鉛ツインスペースに収まりそうな400Ahはコイツだけ。

本当にギリギリですがカタログ寸法上は何とか収まりそうです。

他メーカーの組バッテリーは形状の問題から鉛とほぼ同サイズの100Ah✕2をそのまま鉛と入れ替える200Ahが限界です。

プラス、インバーター5,5000円

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走行充電器15,000

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既設の走行充電用配線が5.5sqと細くお話にならないので、引き直し用の22spの配線とヒューズ諸々が15,000円程。
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外部電源とインバーターとの切り替えリレーが配線付きで6,000円程。

リレーを単体で購入し配線を自作すれば少しはお安く抑えられますが、そこは楽させてもらいます。🤣

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設置費用はプライスレスなのでざっくり45万円といったところでしょうか。

配線の引き直しと40kgのバッテリーの設置が最大の難関ですが、加工するものも特にありませんし作業自体の難易度は特に高くないと思います。

って、もう答えが④前提になっていますね。

生セルを組むのが価格もスペースも抑えられるのですがそこまでの気力は、、、😅

自宅まで来て施工してくれるバッテリー屋さんも知っているのですが、今回は予算の都合で自分で頑張ってみます。

多分、かなりの確率でソーラーも欲しくなると思いますが、とりあえずはこの仕様でいってみようかなと思います。

まずは肝心のポータブルクーラーが使い物になるか否かからですね😆