アイスの差し入れはさっぱり系でと切に願う50歳になったばかりのどんちゃんです。
さて、前回からだいぶ時が過ぎ去ってしまいましたが、コルドバンクスのリチウム化は完了しています。
早速まずは第一弾から。
ん?第一弾?
いやいや、とりあえず話を進めましょう。
前回のブログで紹介した機材そのままを5の付く日にヤフーショッピングで購入。
金曜日からチラホラ着弾。
居ても立っても居られず金曜日の夜から作業開始です。
私のコルドバンクスは元々インバーターが装着いていなかったので、車内に3か所設置されている外部電源用のコンセントから、インバーターの電源を使えるように、外部電源とインバーター電源を自動で切り替えるリレーを設置しました。
インバーターと走行充電器を仮置き。
バッテリーを取り外してギリギリ収まり一安心したところでこの日の作業は終了です。
2日目は休日なので朝から作業開始です。
既設の走行充電配線は5.5sqと細く40A充電には適さないので、サブバッテリーと走行充電器間は22sqの配線を新設します。
電線をコルゲートチューブで保護。
こんな感じ。
メインバッテリーからサードシート下までは室外を通るので、電線を守るための大切な作業です。
続いて鉛のディープサイクルバッテリーを撤去。
鉛バッテリーから発生する水素ガスを車外に放出するホースが通っていた穴を拡げ、新設電線を車内に引き込む算段です。
メンテナンスハッチのお陰で、走行充電用配線の引き込み以外は席を立たずに完結出来ます。
ピンボケ御免。
シーリングして無事通線完了。
この日は猛暑日で車室温度もグングン上昇。
というわけで、外部電源を使ってポータブルクーラーの試運転を。
今日はこれに構っている暇はないのでこんな雑な仕様でお茶を濁します。
当たり前ですが結果冷え具合はいまひとつ。
ACアダプターが触れない位熱くなるのは大きなマイナスポイントですな。
電気アンカを焚きながらクーラーを回してるものですわ。
とりあえずは直接冷風を体に当てれば大丈夫なのでそれで凌ぎます。
あっれ〜?
車内に仮置きしてあるはずなのに、何故かインバーターの未開封の箱が。
安心して下さい。凡ミスで2つ注文しちゃいました。
販売店と意思の疎通が上手くいかない部分がありながらも無事?返品成立。
インバーターや走行充電器を配線したり固定したりしている間にバッテリー着弾。
オンリースタイル リン酸鉄リチウムイオンバッテリー5000Wh/400Ah(型式:OS-GSP400AH12V_5P)です。
現在のところ、正方形のツインサブバッテリースペースに収まるサイズの組バッテリーは、おそらくこの製品だけだと思います。
多少?割高でしたが、加工と施工時間を最小限に収める事をコンセプトにしているので納得の選択です。
40キロ以上ある上に、スペースの都合上サイドにしかない持ち手は使えません。
なので荷締めベルトを使って上から持てるようにして設置。
はい。綺麗に収まりました。
とにかくスペースがギリギリなので、配線を踏んでいないか確かめるべく、40kgのウエイトを数回上げ下げして筋トレしてしまいました。
スペースがギリギリなのでバッテリーへの配線も大変でした。
ただ、BMSでバッテリーの電源を遮断できるので感電のリスクは限りなく軽減出来ます。
のはずでしたが、ギリギリのスペースが故にクーラーのダクトやら配線やらがスイッチを押してしまうことがあるので油断大敵でした。
走行充電器とANLヒューズ設置場所確保のため行き場を無くしたバッテリープロテクターは↓
配電盤の裏にお引っ越し。
全ての配線が終わったところでメインバッテリーに走行充電器用の配線を接続。
既設の走行充電配線はプラス端子をメインバッテリーから取り外し、マイナスはサブバッテリーのボディーアース用としてそのまま残してあります。
細かい仕上げを除き、何とか実質1日で作業を完了できました。
その後配線の取回しを整えたり、細かい仕様のマイナーチェンジしたりを平日の夜な夜な3日間位掛けて少しずつ作業。
ついに完成!
あとはポータブルクーラーの排熱ドアをお店に付けて貰えば終了!と思いきや、、、
そう言えば肝心なインバーターのテストをしていなかったなと。
テストがてらスマホを充電しながら、皆さんのブログに暫くサボっていたコメントをしよう。
ん?
文字が上手く入力できません。
スマホが暴走するいわゆるゴーストタッチという現象。
パニクりながらもとりあえずインバーターオフにしたところ収まりました。
ここからインバーターの不良を確証するための一週間へと突入していきます🤣
数種類のスマホと充電器の組み合わせを試したり、バッテリーからインバーター以外の配線を取り外したり、バッテリーにはインバーターのみが接続された状態にしたり、外した鉛のバッテリーに繋いだり色々試しました。
前提として評判の良いレノジー製品を信頼していた事もあり、インバーター以外を疑って思いの外原因究明に時間が掛かってしまいましたが、単純にインバーター不良と判断し新たなインバーターを導入したところあっけなく解決。
って事で第二弾完成!
安心して下さい、第三弾はありませんよ?😂
インバーターは当初の2000Wから1500W(ターボモードで条件により最大1800Wまで安定出力します)に変更しました。
2000Wでも1つのコンセントしか使わない1系統の配線(1つのコンセントの定格が1500Wなので、これだと1500Wしか使えない)でしたし、そもそも家庭でも1つのコンセントで使えるのは1500Wまで。
大容量家電を同時使用しなければ問題ないでしょう。
新たに導入したインバーターは、住宅や事業所向けオフグリッド機器を開発販売するベンチャー企業?みたいな国内企業が開発し台湾で製造されたインバーター。
主要部品には日本製が使われていて、カタログスペックはビルダーが採用する有名メーカー製品に見劣りしません。
それでいてお値段はリーズナブル。
ある意味賭けに出た訳ですが、単純な私は綺麗にファイリングされた立派な取説を見ただけで信用してしまいます🤣
電線は付属されていないので赤黒それぞれ1mの38sq電線とR38-8の圧着端子を購入して製作。
予め端子付きに加工された配線よりかなりお安く購入できるので、圧着ペンチ代は余裕でペイできました。
インバーターの容量ダウンに伴いANLヒューズの容量も300Aから200Aに変更。
インバーターのリモコンは汎用の500円位のスイッチ😆でもこれで十分。
リモコンはおいくらですか?と問い合わせたら、お店がアマゾンから購入してサービスで付けてくれました🤣
リモコンの配線はこんな感じ。
ついでにコンセントが車内左側に集中していたので、サードシートの前面にコンセントを増設。
穴を開けて埋め込む気力は残っていないので外付けタイプをチョイスしました。
これでダイネットのテーブルで気軽に電気ケトルが使えます。
全ての配線は既設と同じタイプの配線止めで固定。
すぐれもの充電器(外部電源充電器)は残しましたが、コンセントを外して必要な時だけ使うスタイルで。
恐らく外部充電する機会はそうそうないんじゃないかな?と思っています。
リモコン付きのコンセントにすれば、シートをバラさなくてもオンオフできるようになりますがとりあえずはこれでよし。
そしていよいよポータブルクーラーの排熱用ドアの取り付けですが、これはプロにお願いします。
当初は左側の細長い方だけで考えていましたが、スペースに収まるサイズのドアを2種類お取り寄せ。
ずんぐりむっくりの方はクーラーを置いたらほぼほぼ隠れてしまうのが魅力ですが、スペース的にはギリギリです。
当初から予定していた細長い方が余裕があって汎用性が高そうです。
因みに使わなかった方の扉は送料負担で返品出来る事になっています。
柔軟な対応をして下さったバンテックパーツセンター様に感謝です。
何とか三連休には間に合いそうで良かった良かった。
2週間丸々頭の中を支配されていましたがやっと解放されました✌️